- 電磁流体模型による初期高強度電磁場の時空発展
- 他の物性系ではないようなQCD, QGPならではの新奇な現象はないのか?その現象が実験的にも見つけられる可能性が期待できるか?
- 日本グループは2030年(LHC-Run5)以降の実験ビジョンをもっているのか。
- 臨界点のシグナルとして、理論計算と定量的な比較が可能な測定量はありますか?
- よく耳にはするが、「重イオン衝突実験」という用語の意味が不明瞭なので、はっきりさせたい。
- QCDの相図について何を議論することができるのか。
- QGPは見えたのか。見えるとしたらどのような物理量を観測することで見えたと言えるのか。
- flowについて詳しく知りたい。
- 流体力学モデルについて詳しく知りたい。
- 格子QCDについて詳しく知りたい。
- フォトンパズルは今どうなっているのか
- direct photon及びneutral meson測定の物理的意義
- 現在試験段階の検出器があれば、その利点や展望など気になります
- 小さい系でQGPができているもしくは流体的な振る舞いがあるとされる実験的な証拠は信頼できるのか。QGPもしくは流体的な解釈が可能な実験の解析手法を無意識に選んでしまっている可能性はないのか (そもそも何を以て物理的に"QGP"と考えるのか)。
- どれぐらい細かいスケールまで流体的な記述が良いのか? 小さい系を流体で取り扱うとき、何処まで定量的なのか。
- 有限サイズの系で臨界点が見つかるのか? 微視的スケールよりずっと長いスケールではくりこみの不動点として普遍性が見えてきそうだが、微視的スケールと同程度のスケールでそれは通用するのか?
- QCDによる理論的な予測は重イオン衝突実験によって裏付けられているのか?
- フロー
- 相関
- ゆらぎ
- 系の熱伝導度や電気伝導度などの量を実験で測定することは可能か?
- CMEやCVEが実験的に発見されたとしてその後の展開はあるのか?
- QCDの量子異常を取り入れた流体を構築することは可能か?
- 流体力学の基礎について、CGC とは何か?
- fluctuationの解析を行っていますが、揺らぎと相関長、臨界点の関係がよくわかっていません。
- QGPについてどこまでわかっているか、さらに将来何を知りたいのか?
- 最近STAR実験で、ハイパー核の精密測定が行われたという論文が出たが、本当にinvariant massで数100 keVという精度が出せるのかどうか?また、そのような精度を出すための工夫があるのかどうか?
https://arxiv.org/abs/1904.10520 - 重イオンを用いて高温・高密度を作り出し、その環境下に置けるハドロン性質を調べるといった実験が行われている。重イオンの反応論は難しいと思うが、どのような測定によって高温・高密度が出来たとするのか?
- 現在のQGPの実験で、中性子星に関するトピックはどこまで解明できそうか?
- rapid thermalization が詳しく聞きたい
- QGP生成の初期状態がどうなっているか
- 原子核衝突からハドロンが生成されるまでの過程として現在どのような
- glasmaって何ですか?どういう機構でチューブが発生するんですか?平行だと本当にアノマリーが発生するんですか?
- 熱光子って何ですか?どういう意味で有限効果の効果が入っているんですか?
- isobaric nicleiを用いるとなんでカイラル磁気効果の観測値がバックグラウンドから分離可能だと考えられているんですか?
- small systemでの集団運動測定におけるnon flowの取扱いについて
- small systemでQGPの生成の最近の理解、たとえばRpA~1の大きなpt領域での大きなv2はがAAにおけるエネルギーロスとは異なるだろうけど、pAでの理解とはなど
- (small systemにおいて)次に何を実験的に測ればいいのか。
- 前方方向の物理の最前線を知りたい。
- フラグメンテーションファンクションの理論の理解を深めたい。どのように実験的計算に取り入れるのか。
- J-PARC-HIの進展と、期待されていること。
- 衝突初期の磁場は測定できるか?
- small systemでもQGPが作られているか。作られていると解釈される場合、これまでの重イオン衝突実験の理解にどのような影響があるか。
- QGPを研究して何が嬉しいのかを非専門家に説明する際、よく「QGPで満たされていた初期宇宙について理解が進む」と説明していますが(そもそも初期宇宙のことがわかって何が嬉しいのでしょうか)、初期宇宙以外に何か非専門家に説明できるような嬉しい点はあるのでしょうか。あるいは一般に、QGPについて研究して何が嬉しいのでしょうか。
- 重イオン衝突実験を行う粒子加速器は今後も際限なく建設が続き、巨大化、高コスト化が進んでいくのでしょうか。続いていく場合、費用対効果は保たれるのでしょうか。
- QCD相図の臨界点付近ではなぜ保存量が揺らぐのか?また偏極とは何か?
- 10年、20年後のトピックは何であるのか?
- 格子QCDと通常のQCDで解析する領域の違いは?
- 格子QCDで数値計算する際の方法論的な課題は?
- 近年注目されている数値計算手法は?
- 格子QCDではなく摂動論(Feynman diagram )を用いた計算の方法について
- https://indico.cern.ch/event/656452/contributions/2899751/ に出てくるようなよく見かける重イオン衝突実験の結果の図からそれぞれ何がわかるか知りたいです。
- 小さい系でのQGP生成を詳細に調べることで熱化(流体化)時間を定量的に求めることはできるか?また熱化や流体化のメカニズムを実験的に検証することは可能か(長相関や電磁プローブ?)?
- QGP物性が流体で理解できたとすれば、その先に得られる知見はなんだろうか。
- e^-+e^+でQGPは生成されるのか。
- QGP生成までの非平衡過程は、Boltzmann方程式を解くことによって記述が試みられているモデ ルを目にするが、それ以外に適応されている枠組みはあるのか?
- いままでの実験・理論計算で、一般的に「理解された」とコンセンサスが得られているようなQGP物 性は何だろうか。
- Recombinationモデルでは、運動量だけでなく位置も考慮されているのだろうか? もう少し基本から粒子生成機構の説明が知りたい。
- J/psiはどのように生成されるのか。ある温度でmeltingが起きるからQGPのthermometerとい うが、一方で、再結合することもあるとなると、実験結果をどう理解したらいいのかがいまいちわからない
- jetのreconstructionの手法で、C/A, anti k_T. k_Tなどあるが、物理的な意味で違いはあるのだろうか?
- 体粘性・ずれ粘性の温度依存性はもう理解されているもの、と思ってよいのだろうか?それともまだ実験データを説明しきれない部分がある?
- 小さい衝突系でdirect photonのフローの観測は期待できないのだろうか?
- Direct photonのR_¥gammaを実験で測定するときの手法を基本的な部分から知りたい。
- Jetのenergy lossを記述するモデルとしてAds/CFTをベースとしたものがあるが、どのような計算をしているのだろ うか。 MATINI, JEWEL, MATTERの違いは?
- Boltzmann方程式をベースとしたモデルでフローの記述が試みられるような計算があるが、モチベーションは何 だろうか? Boltzmann方程式を解いているということは流体と相補的な理解ができるようには思えない。
- カラーグラス凝縮が流体の初期条件に用いられることがあるが、そのときのスキームをもう少し詳しく知りたい。カラーグラス凝縮は衝突前のグルーオンの飽和を考える描像ではないのか。
- 非等方流体の基礎知識が知りたい。例えば、状態方程式はどのように与えているのか?Gradient展開によって、等方流体に比べ未知数が増えると思うのだが、どのようにして流体方程式を閉じるのだろうか?
- 小さい系のフローが議論される際に、non flow subtractionが行われるが、例えばtemplate fitやlow multiplicityのsubtractionなどさまざまな手法がある。もう少し系統的にその違いを知りたい。
- 10年後のトピックは何であるのか?
- QCD臨界点、相転移について現在どこまでわかっているのか?
- fllowを調べる意義
- softest pointについて
- カラー超電導とは何でしょうか?QGPとは違うのですか?
- QGPの面白いところは?
- 重イオン衝突実験をする目的は?
- 格子QCDを用いた簡単な計算例を知りたい
- 重イオン衝突実験は、中性子星内部を知る手がかりになるのか?なるなら、どのようにつながるのか?
- カラー超伝導という言葉を聞いたことがあるが、通常の超伝導で見られる電気抵抗ゼロの状態やマイスナー効果に対応する現象はどのようなものなのか?
- 重イオン衝突の時空発展における揺らぎにはどのようなゆらぎがあるのですか?
- fireballを説明するモデルについて詳しく知りたい。統計力学によるハドロン化モデルや、流体力学によるモデル等。
- QGPは理論的にどのように導かれるのか
- QGPが生じたことを確かめるにはどのような方法があるのか
- なぜカラー超伝導を実験的に実現することが困難なのか
- colour superconductorにアプローチするアイデアとしてどのようなものがあるか
- v_nのフローの意味、実験結果などの横運動量などの変数
- RHICのアイソバー実験は、どの程度の勝算があって実現したのか。
- 今後QGPの物理はどの様な方向に向かっていくべきなのか?
- 他の強相関系との類似性や普遍性。もしくは、QCDという点で異なるが、重イオン衝突だけでしか分からないことはあるのか?
- 非熱的固定点とは?
- この分野の目指す方向性。どんな大きな発見を目指し、10年後はどんなテーマを推進すべきか
- QGPおよび前平衡過程の時空発展に対して電磁場はどのような効果をどの程度与えるか?
- 高エネルギー重イオン衝突物理の知見からの初期宇宙時空発展の理解に対する具体的な貢献は?
- 初期宇宙QGPに関する理論・観測研究の現状は?
- QGP中でのジェットのエネルギーロスからQGPの比熱を決定できる可能性はあるか?また、新たに定量的な議論ができそうなQGP状態量は何か?あるとしたらどのような測定?
- なぜ衝突実験では金原子核や鉛原子核同士をぶつけるのですか?小さい系を測るためにより小さな原子核同士はぶつけられないのですか?
- QCD臨界点での普遍性クラスがなぜ3次元イジングモデルと同じと言われているのか
- fluctuation以外のQCD臨界点を探る物理量はどんなものがあるのか
- J-PARC HIの必要性、有用性を議論したい。
- v2について
- BNLとCERNでの実験の違いはなんですか。
- 重イオン衝突実験では本当にQGPができているのか?
- v2について
- カラー超伝導相のプローブ
- フリーズアウト時の密度が最大になる衝突エネルギーとマターの密度が最大になる衝突エネルギーの関係
- 臨界点付近で保存量が揺らぐのは何故か
- 格子QCD相図の臨界点が見つかることは、その後の物理にどのような影響をもたらすのでしょうか?
- 小さい衝突系で見つかったフローの理解を反映させて、それまでの全ての原子核衝突実験の解析をもう一度行ったら何か質的に新しい事はあるのか?
- ジェットのenergy lossで、大角度に粒子が放出される機構は理解されたか?
- 粘性などの輸送的性質ではなく、QGPの平衡状態としての特質を表すような物理量の解析は実験ではされていないのか?もし現状では難しいのなら何をどうしたら可能になるのか?
- 保存量の揺らぎはなぜ相転移すると大きく変わるのか
- QGPの研究がクォーク閉じ込め機構・ハドロンの質量獲得機構の解明にどうつながるのか?
- より高密度側のQCD物性にはアプローチできないのか?
- QGPや原子核衝突にそろそろ飽きてきませんか?飽きないための思考法や取り組みを教えて欲しい。